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全自動の鉄骨造建築構造計算+鉄骨積算ソフト
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S-mei2 構造計算・鉄骨積算
*************** 著作 明快構造計算ソフト **
============ 計算システムの構成 =============
(A) ラーメンの一連計算
各計算項目を連結し、項目間のデータ受渡しをコンピュータ内で行うようにしたので
初期の諸設定が済めば、各計算項目は連結されていて
殆ど、自動計算、自動決定で計算が進みます。
計算項目
*初期設定 *構造諸元 *床、風荷重の仮定 *小梁 *柱軸力 *水平力
*梁のCM。 *柱軸力分布図 *重心位置 *ラーメン応力計算(鉛直、水平)
*水平力分布係数図 *剛心位置 *分布係数補正 *梁の横補剛箇所数
*柱横座屈長 *柱、梁のサイズ自動決定 *柱、梁のサイズ変更、調整
*柱、梁の断面算定 *柱脚B.プレート検討 *梁仕口1.3Mp検討
*杭、直基礎算定 *基礎梁算定 *構造計画書、許容応力度表、計算の流れ表
*保有水平耐力計算 *必要保有水平耐力計算、確認 *鉄骨数量積算、金額
(B) 補助計算
一連計算に手入力する場合の諸数値(柱軸力、CM。Q、水平力)と
ラーメン以外の単一部材を計算します。
床荷重と風荷重を自動入力にする半自動コースも設定しました。
各計算項目は一連計算に連結されていません、単独です。
計算項目
*床、風荷重の仮定 *床組部材の算定 *壁組部材の算定 *柱軸力拾出し
*地震力算定 *風圧力算定 *梁のCM。Q算出---以上は荷重の自動入力可
*床、壁の固定荷重、床荷重表、梁・間仕切壁や柱の床や壁への均し計算
*筋違い架構の計算 *筋違い(高さ幅違い、2段筋違)のD値計算
*RC造基礎梁の計算 *表紙、目次作製
============== 基本事項 ================
*構造計算法
許容応力度等計算 (手計算式)
*架構形式と応力解析法
H形鋼、角形鋼管を使った矩形ラーメン
(山形等異形ラーメンは出来ません)
固定モーメント法、D値法
保有水平耐力は節点振分け法
*規模
柱数 6x10の60本(5スパンx9スパン)迄の碁盤目状柱配置
(L形、凸形平面配置可、セットバック可、特定柱の支柱化可)
柱数 10本迄の一平面の矩形ラーメン
階数 1〜5(〜9)
(柱、梁がH-912x302x18x34、ロ−700x700x28迄のサイズで
OKなら 6〜9階迄可)
使用可最小サイズ H-200x100x5.5x8 、ロ-200x200x6
*共通事項、その他
重量、力の単位は ニュートン( N)、キロニュートン(kN)
但し、鉄骨重量積算は キログラム(kg)、トン(t)に切り替え可
角パイプ柱は冷間成形角形鋼管設計・施工マニュアル(日本建築センター)
に準拠
風圧力=q・Cf (N/m2) q=0.6・E・V。^2
多雪地域積雪荷重 長期 0.7S 短期 0.35S
木材の基準強度(Fc Ft Fb Fs)は無等級材の値
鋼板組立て材(H形、ロ形)は既製材の各寸法を上書き変更するだけで
既製材と同様に取り扱うことが可能
*使用機材
パソコン使用 OS Windows 95,98,Me,Xp
CD−R ドライブ1基必要
3.5インチ2HDタイプのディスクドライブ(計算結果、計算書保存用)1基必要
殆ど、数字キーでの操作なのでテンキーの有るデスクトップが良い。
テキスト表示 80桁x24行
プリンタ(80桁) Windows の印刷機構を使用出来るプリンター
*製品姿
CD−ROM(内容 7.1Mバイト) 1枚
3.5FD(計算建物データ記録用) 1枚
3.5FD(計算書、積算書記録、印刷、読み用) 1枚
*その他
他のアプリケーションプログラムとデータ交換は出来ません。
CADとの関連は考慮してありません。
============== 効能書き ================
*画面に出るコメントに応じて数字キー(殆どの場合 1 か 0 か * のキー)を押すだ
けで、最後迄計算が出来ます。
*略図の上で入、出力を行うので、どの数字が何の数値か一目で分かります。
*計算結果だけでなく途中の計算式も書いてあるので、何をどうやったか、計算の過程
が良く分かります。
*手計算を基本とした固定モーメント法とD値法で応力解析を行ない、途中計算式も書
いてあるので、後日、電卓だけで検討変更が出来ます。
*暴風時の層せん断力が地震時より大きい層がある場合は自動的に暴風時の検討も
行います。
*最深積雪量を入力しておけば積雪時の計算は自動的に行われます。
*柱にSTKR400を使用する場合は柱/梁耐力比が1.5以上になるように自動で柱サイ
ズを大きくします。
*計算済みデータを基に再生計算をする時に、材種や柱断面形を変更するだけで、
自動で変更計算が出来上がります。引き続き、数量計算も行えば、たちどころに、
STKR400柱をBCP235柱に変更したような場合の総ton数と金額の変化を知る
ことが出来ます。
*基礎(杭、直共)は適当な大きさのものが提示されるので、そのままか、各所寸法を
上書き変更するだけで、決まります。
*基礎梁は殆ど、自動で計算が進み、多くの場合、梁幅と梁丈を入力するだけです。
*保有水平耐力は計算も確認も、殆どの場面が自動で、変更の必要が無く、印刷シナ
イ[0]、スル[1] の 0キーか 1キーを押すだけで完成します。
============== 泣きどころ ===============
*図が全て寸法比無視の略図である。特に、応力図は略骨組みと数値のみの図で
応力の大きさ表す包絡線の記入がない。
印刷後、手書きで描き加えると応力図らしくなります。
*柱脚ピンのラーメンの応力解析が柱脚の回転剛性を評価した解析になっていない。
最下層柱頭に生ずる曲げモーメントの1/3が柱脚部に生ずるものとした略算である。
*杭基礎の地震力に対しての検討が用意されてない。
地盤と杭の種類によって4階建以上くらいの建物は杭本体と基礎に
ついて地震力に対しての検討が必要になることがあります。
*柱、梁の仕口と継手の設計図、断面の諸数値を用意されてない。
標準接合部 SCSS(鉄骨構造標準接合部委員会 編 技報堂出版刊)等を参照して
設計すれば計算書中の諸計算が満足されるようになっています。